フクロモモンガのすすめ - モモンガを飼う魅力

昨日、フクロモモンガは空飛ぶカンガルーだということは説明したので、今日は本題のフクロモモンガを飼う魅力についてお話したいと思います!

 

■フクロモモンガって夜行性だけど、昼間はずっと寝てるの?一緒に遊べるの?

昼間は眠そうにしていますが、昼間でもごはんやおやつを食べたり、寝床から顔を出してぼーっとしていたりするので、日中も触れ合うことができます。

基本的にはとても身軽でぴょんぴょん飛びますし、すばしっこい生き物なのですが、日中は上記のように眠そうに過ごしているので、非常に扱いやすく遊ぶのにも愛でるのにもちょうど良いです。笑

 

最近飼っている人が増えたハリネズミは人に慣れるだけで懐かない生き物なのですが、フクロモモンガは匂いでちゃんと飼い主を覚えてくれます!

飼い主が近づくと顔を出してきますし、触ってあげると嬉しいときの鳴き声を出したりしてくれるので、たまらなくかわいいです。

 

フクロモモンガは、犬や猫と違ってケージ内で飼育するのが一般的なのですが、ケージから出して一緒に遊ぶことができます。

ケージから出すと、勝手に飼い主に飛びついてきて肩などに登ってきますので、そこから滑空させたり、もっと慣れていると、棚の上等高いところから飼い主に向かって飛んできてくれたりします。手のひらの上でおやつを食べさせることもできます。

警戒心の強い生き物なので、慣れるまでは多少時間がかかるのと、個体差もありますが、ちゃんと慣れてくれたら一緒に楽しく遊べます。

(※すぐに爪がのびてしまうので、遊ぶ前に切っておかないとひっかき傷だらけになりますのでご注意を)

 

■飼うのって結構大変なの?

温度管理さえできれば、飼うのは難しくないです。

野生のフクロモモンガは、オーストラリア大陸等に生息しており、寒さ・猛暑が苦手です。なので、25~28℃くらいになるようにケージの温度管理をする必要があります。冬はケージにヒーターと取り付けて、夏は部屋を冷房します。

ヒーターは大したことないのですが、夏場の冷房代はそれなりにかかります。私の場合は、1人暮らしで夏場の月の電気代が1万円ちょっとかかっていました。ただし、罪悪感なく正当な理由で冷房をつけっぱなしにできるので、「仕事から帰ってきて部屋が涼しいなんて最高!」とポジティブにとらえることにしていました笑

 

ごはんは、野生だと花の蜜や虫を食べるのですが、ペットとして買う場合には、フクロモモンガフードやサル用のペットフードをあげるのが一般的です。(※ネットやペットショップで購入できます。)

フクロモモンガは英語名だとSugar Glider(シュガーグライダー)という名前が付いていている通り、甘い食べ物が大好きなので、フルーツやはちみつなどをおやつとしてあげます。我が家のフクロモモンガは、甘いおやつの入っているパッケージのがさがさする音を覚えていて、その音が聞こえるとすごい勢いで寝床から出てきます笑

 

■犬猫とかハムスターとかと比べて結局フクロモモンガっておすすめなの?

個人的には日中家を空けることの多い人にはおすすめのペットです!

・先ほどお伝えした通り、飼い主を覚えてくれますし、一緒に遊べます。

・夜行性なので、昼間家を空けていても罪悪感がないですし、夕方~夜に一緒に遊ぶのにちょうど良いです。

・ケージの中で飼うので、家具を壊されたり、いたずらされる心配がないです。

・目もくりっくりでかわいいですし、毛ももふもふしててさわり心地抜群です。

・小動物のなかでも寿命が長く10年程度生きるので、長く一緒にいることができます。

 

犬は可愛いですが、日中家を空けるのが可哀そうになってしまいますし、ハムスターは寿命が短く寂しいので、個人的にはフクロモモンガはとってもバランスの取れたペットだと思います!

また、珍しい生き物なのであまり人とかぶらないですし、話のネタにもなりますよ!笑 

 

■飼うときに心しておくポイントは?

・先ほどお伝えした通り、温度管理が必要で、夏場は電気代がかかります。

・ケージで飼うのでそこまで問題になりませんが、犬猫のようにトイレを覚えることはできません。外に出すときはご注意を。

・本気を出すとすばしっこいです。懐いていないと、逃げたモモンガを捕まえるのは結構大変です。

・病気になったときに診てくれる病院は少ないので、いざという時のために診てくれる動物病院を調べておきましょう。専門病院でなくても、ある程度の診察はしてくれますが、結局細かいことはわからないと言われて、専門病院をはしごする羽目になるかと思います。笑

 

フクロモモンガは、鳴き声や性別による違い等の面白いエピソードもあるので、機会があれば、またそのあたりの内容も投稿しようと思います!